下野国一之宮とし、栃木県日光市に鎮座。関東平野北部栃木県北西にそびえる日光連山の主峰・日光三山を神体山として祀る神社。本社・中宮祠・奥宮の3社からなる。大国主神をご祭神とし、縁結びの神社として人気。本社11棟、別宮19棟が国指定の重要文化材に認定。1999年、ユネスコ世界遺産に登録される。宝物である刀剣、小太刀・大太刀は南北朝時代・鎌倉時代のもので国宝に指定される。縁結びの神社としても認知度が高く、結婚式を挙げるカップルにも人気がある。

住所 栃木県日光市山内2307
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アクセス車/日光宇都宮道路(有料)日光ICより約15分
電車バス/東武日光駅・JR日光駅からバスで7分西参道で下車
HP http://www.futarasan.jp
サテライト 関東

デートプラン

11:00 本社から

社殿はすべて重要文化財に指定されている。徳川二代将軍秀忠公が寄進した八棟造りの本殿は、1619年に造営した当時のままで、日光最古の建造物。周囲には杉の巨木がたち並び、厳かな雰囲気。

11:30 打ち出の小槌を振って

重要文化財・世界遺産でもある大国殿には、全国でも珍しい幸運の「招き大国」が祀られている。お参りするときは、打ち出の小槌を振る。6・12月を除く毎月第2土曜日には縁日が開かれ、ご縁を結びたい参拝客でにぎわう。

12:00 縁結び笹に願いを書く

二荒山神社の神苑にあるご神木の脇の鳥居をくぐると「縁結びの笹」と「子授け安産の石」がある。この笹に願いを込めると、男女の縁はもちろん、仕事の縁、人との縁などあらゆる良縁に恵まれるそう。結び札があるので、それぞれの思いを書いて結び所に結んで祈る。

13:00 霊験あらたかな水

恒霊山の洞窟から湧く「薬師の霊泉」と、滝尾神社境内に湧く「酒の泉」の水脈が合わさった泉が「二荒霊泉」。県内の造り酒屋からの信仰が厚く、この水で酒を仕込むと銘酒ができるといわれている。神苑には二荒霊泉で点てたお抹茶やコーヒーを味わえるあずまやがある。

13:30 神橋を渡る

日光山内の入り口を飾る木造朱塗りの神橋は、奈良時代末、二荒山神社創建のため、神によって架けられたと伝えられる。現在は神前結婚式の際の「渡り初め」という儀式が行われ、カップルの人気スポットになっている。

PickUp インフォメーション

神前結婚式

日光の社寺、世界文化遺産登録103棟の建造物の中で最古の建物で、神前結婚式はいかが。神職が楽を奏で、巫女が優雅な舞を奉納する“八乙女神楽”が最大の特長。婚礼に使用する御神酒は、二荒霊泉の水で造られた地元酒蔵の大吟醸を使用する。