竹田城跡は、城下町から遥か高く見上げる古城山の頂に位置し、雲海に浮かび上がる石垣の姿から、いつの間にか「天空の城」や「日本のマチュピチュ」と呼ばれるようになりました。
春には満開の桜が咲き、夏には草木が萌え、秋には鮮やかな紅葉に染まり、冬は真っ白に雪化粧。訪れるたびに違った景色と城跡とのコントラストは人の心をグッと惹き付けることでしょう。
最近では、城下の歴代城主を祀る神社やお寺を歴史散策する若いカップルも増えています。
その他にも、市内では但馬牛や岩津ネギなどのA級グルメも味わうことができますし、3つの温泉もありますので、デートのあとにほっこりして二人の絆を深めてください。




住所 兵庫県朝来市和田山町竹田宇古城山169番地
Map
アクセス【車】和田山JCTから約15分
【列車】JR播但線・竹田駅下車(タクシーで約10分または登山道で約40分)
※中腹駐車場からはどちら様も徒歩20分の坂道を登っていただきます。
※期間限定で竹田城跡巡回バス「天空バス」が運行されています。(運行時期はご確認ください。)
※詳しくは朝来市ホームページをご覧ください。
HP http://www.city.asago.hyogo.jp/category/2-2-0-0-0.html
恋人の聖地 関西

デートプラン

7:00 天空の城から朝日を見る

JR竹田駅から車で10分。徒歩10分で竹田城跡に着く。自然石を巧みに配置した近江穴太衆による石垣は、400年を経た今でも当時のまま現存。天守台は標高353.7mの山頂に築かれ、縄張りの規模は南北400m、東西100mにも及んでいる。完存する石垣遺構としては全国屈指のもの。平成元年には、角川映画「天と地と」のロケが地域住民総参加の中で大々的に行われたことでも有名。秋から春にかけての早朝には、城跡の眼下に一面の雲海が広がり、この幻想的な風景を一目見ようと多くの観光客が訪れる。

9:00 表米神社

竹田城を下ると山のふもとに見えてくるのが、丹後・白井の浜に来襲した新羅の賊を討伐した武人・表米宿彌命を祀る表米神社。表米宿彌命は格技を好んだと言われており、境内には舞台と相撲桟敷が設置されている。『桟敷』とは劇場や相撲小屋での観客席のこと。正面の舞台では、歌舞伎の見物なども行なわれていたとされる。半円形に6段の石を積んだ「半円形石積段型桟敷」は全国でも珍しく、県の文化財に指定されている。当時のにぎやかな観覧の様子を想像してみるのも楽しい。

10:00 竹田城跡のふもと寺町通り

表米神社と4軒のお寺(法樹寺、勝賢寺、常光寺、善證寺)が建ち並び、虎臥城公園などが整備された約600mの区間。石畳で繋がったこの歴史散策路では、通り沿いに竹田川が穏やかに流れ、鯉が放流されている。川にかかる石橋は江戸時代に建造されたもので、苔むす様がまた歴史を感じさせる。春には桜が道沿いに、初夏には花菖蒲が白壁に沿って見事に咲き誇り、城下町の散策に彩りを添える。

12:00 竹田の町並み散策

竹田城の築城とともに城普請で集まった職人が住み着いたことから始まり、宿場町へと変貌を遂げながら、交通の要所として賑わいを保ってきた竹田の町並み。 平入り屋根、連続性のある壁面線、特徴あるうだつや虫籠窓、繊細な意匠の格子などを持つ伝統的な町家が連なり、当時の職人の技を垣間見ることができる。周辺には特産の但馬牛のお店もあるので地元の味に舌鼓。

14:00 立雲峡までドライブ&ハイキング

立雲峡は、標高757メートルの朝来山中腹にあり、「但馬吉野」ともよばれる山陰随一の桜の名所。春以外でも、コブシ、モクレン、ツバキ、モミジなど約60種類が植栽されていて、思わず車の窓を開けて四季の自然を取り入れたくなる。立雲峡の最上部には「おおなる池」や「竜神の滝」があるほか、巨石・奇岩が点在、自然に生み出された見所がたくさん。途中の駐車所からはミニ登山になるのでジャケットと靴の準備をお忘れなく。また、立雲峡から眺める竹田城趾は違った角度から楽しめて格別。

PickUp インフォメーション

虎臥城公園と花菖蒲祭り

JR竹田駅の西側、寺町通りにあり、散策の途中に一息つくのにぴったりの公園。周囲を白壁で囲み、中央には竹田城跡をかたどった池と、あずま風の休憩所やトイレが設置。寺町通りの景観を損ねないよう配慮が見られる。6月には、「竹田寺町通り花しょうぶ祭り」の会場となっており、通り沿いに続く紫の花々に囲まれて、和太鼓・よさこい・歌謡ショーや屋台村などを楽しみながら、夜はぼんぼりで情緒溢れる祭りの夜を満喫。

えびす神社、こんぴら神社

表米神社より東、JR竹田駅より南側にある「えびす神社」。道を挟んで2つの神社が向かい合い、建っているのが「こんぴら神社」。石垣と流れる水、石橋が落ち着いた雰囲気を醸し出し、ゆったりと心穏やかな気持ちでの参拝を手助けしてくれる。旧えびす橋は、竹田地区に残る江戸時代に建設された5つの石橋の内の一つとなっている。

山城の郷

朝来の豊かな恵みと自然が感じられる竹田城に最も近い休憩処。レストランや、売店では地元名産品の「但馬牛」や日本三大ネギの一つ「岩津ネギ」を使ったものが人気。中でも肉汁溢れるオリジナル手作りハンバーガー「但馬牛バーガー」は、ここ山城の郷でしか食べられない逸品。加工施設が隣接、特製手づくり味噌などの体験も。

竹田の家具

四方を豊かな森林、山に囲まれ、古墳から出土した弥生期壺形木器などにも見られるように、古くから木工品との関わりがあった竹田の地。時の城主赤松広秀が神子畑に住んでいた木地師を呼び、漆器作りを勧めたのがその始まりとされる竹田の家具。天保の末期頃から、木製家具の生産技術を導入し、品質の良さと安さで広く親しまれ、県下随一の婚礼家具産地を誇っており、兵庫県の特産品に指定されている。

毎月一度のお楽しみ、「軽トラ市」

竹田地域の観光等をPRするため、JR和田山駅前において毎月第4土曜日に、地元で取れた新鮮野菜、鮮魚、お惣菜、和菓子、木工品など様々なものを軽四輪トラックに並べ、「軽トラ市」を開催し、憩いと賑わいのあるまちづくりを目指している。 また焼きそばや地元産牛肉を使った料理などの出店や、抽選会etc。ちょっと楽しい「市」に出くわす。