鶴岡市立加茂水族館は「クラゲに特化した水族館」として「世界一を誇るクラゲ展示種類数」を記録し、色とりどり、様々な姿のクラゲが魅せる、神秘的で癒しの空間に県内外から多くの観光客が訪れる。
 鶴岡市は山形県庄内地方の南部に位置し、古くは荘内藩の城下町として、明治維新以降は庄内地域の産業・経済・社会の発展を牽引。6市町村が合併して新「鶴岡市」となり、面積は1,311.53 平方キロメートルで東北第1位の都市を形成。四季折々の風景を楽しんだり、歴史散策するなど見どころも多彩。だだちゃ豆や温海かぶなど在来作物が50種類以上存在し、「生きた文化財」として受け継がれておりグルメ通にも魅力的。

住所 鶴岡市今泉字大久保657-1
Map
アクセス空路:羽田空港−庄内空港(全日空/約60分)
電車:JR東京駅−(上越新幹線/約120分)−JR新潟駅−
(羽越本線/約110分)−JR鶴岡駅
道路:東京−(東北自動車道→山形自動車道/約6時間)− 鶴岡
HP https://kamo-kurage.jp
恋人の聖地 東北

デートプラン

10:00 世界一のクラゲ水族館へGO!

山形県内唯一の水族館「鶴岡市立加茂水族館」は、クラゲに特化した「クラゲドリーム館」として人気。クラゲの展示60種類以上は世界一!解説プログラム「クラゲのおはなし」ではクラゲの餌の食べ方や食べているもの、目や口、心臓や脳はあるかなどクラゲの生態を解説。小学生以上を対象とした「クラゲ学習会」なども実施(事前に要予約)。

11:00 ドリームシアターに癒やされて

一番の見どころは神秘的なクラゲドリームシアター。直径5mの大水槽の中でゆらゆら揺れるミズクラゲ。その数およそ1万匹!水槽前の観覧スペースにはイスもあり、一緒に座って見ていると海の中にいるような感覚に。

13:00 庄内の生き物を観察

淡水魚コーナーでは庄内を流れる川や池に生息する淡水魚たちがお出迎え。上流から下流までさまざまな顔を見せてくれる。さらに進むと海水魚コーナーが。庄内浜の沿岸から深海にすむおなじみの魚や、見たこともないような生き物に出会える。

15:00 アシカ&アザラシも楽しめる♪

大空を見上げる中庭に設けられた吹き抜けの大空間「ひれあし広場」では、アシカやアザラシの特徴を解説する「ひれあしの時間」を開催。(冬季期間休止)アザラシプールではアザラシが気持ちよさそうに泳ぐ姿を間近に見学できる。

16:00 屋上広場で日本海をお散歩!

ふかふかの芝生を敷き詰めた屋上広場からは日本海を見渡せ、晴れた日には鳥海山も望める。静かな海に響きわたる波の音、ウミネコの声に耳を澄ませて、お散歩を楽しもう!運が良ければイルカの泳ぐ姿を見ることができるカモ!?

PickUp インフォメーション

出羽三山精進料理

山伏の自給自足の生活が起源とされる出羽三山の精進料理。伝統の技法によって丁寧に調理され、その一品一品に出羽三山信仰にゆかりある聖地の呼び名が付けられている。出羽三山に参拝する人々はこの精進料理をいただいて身を浄め、山へ向かう準備を整えるそう。

国宝「羽黒山五重塔」

修験の地として信仰を集めている出羽三山のひとつ「羽黒山」には、三山の神を祀る三神合祭殿があり、参道途中の杉並木の中に五重塔が建つ。東北地方では最古の塔。高さ29mの三間五層柿葺素木造で昭和41年に国宝指定。近くには樹齢1000年、周囲10mの巨杉“爺杉”がある。

松ヶ岡開墾場 大蚕室

松ヶ岡開墾場は明治維新の後、庄内藩士三千人が刀を鍬に替えて荒野を開墾。国内最大の蚕室群を建設して、日本の近代化の発展に尽くした日本シルクの源流の地である。今も養蚕から絹織物まで一貫工程が残る日本唯一の地だ。2017年に「サムライゆかりのシルク」のストーリーが日本遺産に認定。

鶴岡公園(鶴ヶ岡城址公園)

庄内藩主の酒井家が約250年もの間、居城とした鶴ヶ岡城の跡地に整備された公園。お堀や石垣、樹齢数百年の老杉が藩政時代を偲ばせる。「日本さくら名所100選」に選ばれた園内には730本の桜があり、毎年4月中旬の花見の時期には多くの人出でにぎわう。

到道博物館

鶴岡の歴史や文化を知る上で欠かせない博物館。もともとは庄内藩主・酒井家の御用屋敷だった。国指定重要文化財の旧西田川郡役所や旧鶴岡警察署庁舎、多層民家など、貴重な歴史的建築物が移築。また、珍しい書院造の「酒井氏庭園」、庄内地方の生活文化を物語る「民俗文化財収蔵庫」では重要有形民俗文化財を収蔵展示している。