1965年、大橋外吉により発見された鍾乳洞で、国内に約80ヶ所あるという観光鍾乳洞の中でも標高900mと一番標高の高い場所に位置する。このあたりは2億5千年前までは海だったため、サンゴなどから石灰石ができ、長い年月の間に雨水に溶け、少しずつ堆積して鍾乳洞になった。観光鍾乳洞として一般公開されている約800mの鍾乳洞では、「ストロー」と呼ばれる白くて繊細な鍾乳石や、ヘリクタイトというねじ曲がりながら垂れ下がる、大変珍しい鍾乳石を見ることができる。自然が創りだしたさまざまな鍾乳石が織りなす空間は、まさに神秘の世界。地底探検隊気分で見学してみては。また、「愛深スポット」と名付けられた胴内一部のトンネル部では、七色に光るLEDライトが幻想的でカップルに人気が高い。このほか、「子宝地蔵」や「子宝神社」のスポットも。

住所 岐阜県高山市丹生川町日面1147
Map
アクセス【東海北陸道】飛騨清見JCTから【中部縦貫道】高山ICより約30分
【中央道】岡谷JCTから【長野道】松本ICより約90分
【JR高山駅】から路線バスで30分
HP http://www.syonyudo.com
サテライト 東海

デートプラン

10:30 大きな鍋がお出迎え

大鍾乳洞に入る前に出迎えてくれるのが大きな鍋。これは丹生川町で行われる「飛騨にゅうかわ宿儺(すくな)まつり」で使われていたもので、直径6.1メートル、重さ9トンもある日本一大きな鉄製鍋だ。鍋をバックに記念写真をパチリ。鍋のそばに立つとその大きさがより分かる。

11:00 美しい自然美に圧倒

第1洞のおすすめは、「竜宮の夜景」と呼ばれるスポットで、洞窟の中でも最も天井が高いという。純白の鍾乳石は白いライトをあてるとコケが繁殖してしまうため、あえてカラーライトを使用。それがまた鍾乳石を幻想的に見せている。

11:30 こんなところに酒蔵?

鍾乳洞内の気温が一年を通して12℃前後に保たれていることを利用して、洞窟低温セラーを設置。日本酒、焼酎、ワインを長期低温熟成。オリジナル商品として販売もしているので、お酒が好きな家族や友達へのお土産にもおすすめ。貯蔵庫でのキープもできる。

12:00 二人の愛が深まる場所

第1洞から第2洞へ渡る地下道15m間を、地下に埋め込んだLEDライトで演出した「愛深スポット」。幻想的な空間をカップルが手をつないで通れば愛が深まるといい人気を呼んでいる。仲の良いカップルも、さらに愛を深めて。

12:30 後半も見どころいっぱい

二人の鍾乳洞探検もいよいよ終わりに近づいてきた。第3洞でのおすすめはダイナミックな石の裂け目が見事な「月の世界」。洞穴シールドや洞穴サンゴで成り立っている月面のようなスポット。たどり着くまでの道がかなり細いので注意して。

PickUp インフォメーション

モニュメント・誓いの鐘

「恋人の聖地」選定を記念してモニュメントを設置しました。