八幡山は水郷地帯が広がるのどかな風景の中に雄大にそびえる里山。山麓から山頂へロープウェーで約4分。山頂からは四季折々の琵琶湖、西の湖、旧城下町などが見渡せる大パノラマが広がる。八幡山(標高271.9m)は、豊臣秀次が築いた八幡城の城跡で本丸跡には村雲瑞龍寺が京都から移築されている。山頂の城跡をめぐる散策道は、季節の木々が生い茂る木漏れ日小道は歴史とロマンを感じながら。旧城下町近江八幡市や琵琶湖、西の湖、安土城址などが、四季折々に情緒豊かな表情を見せてくれる大パノラマを楽しんで。
 近江八幡市は、豊臣秀次が築いた城下町を基礎として、近世は商業都市として発展したいわゆる近江商人の発祥の地。八幡堀沿いの街並みは国の重要伝統的建造物群保存地域として選定され、時代劇の撮影場所としてもよく使われる。

住所 滋賀県近江八幡市宮内町 八幡山ロープウェーMap
アクセス車/名神高速道路竜王I.Cより12km、八日市I,Cより16km
電車/近江八幡駅より長命寺行きバスで7分。大杉町下車徒歩5分
HP http://www.ohmitetudo.co.jp/hachimanyama/
サテライト 関西

デートプラン

13:00 ロープウェーで山頂へ

近江八幡市街と標高271mの八幡山山頂を結ぶ全長543mのロープウェーは山麓から山頂へ約4分。山頂からは四季折々の琵琶湖、西の湖、旧城下町などが見渡せる大パノラマは感動的。八幡山は、豊臣秀次が築いた八幡城の城跡で本丸跡には村雲御所瑞龍寺門跡が京都から移築されている。展望館やお願い地蔵など巡りながら、八幡市街と田園水郷地帯を一望してみよう。

13:30 八幡城跡をぷらり

1585年(天正13年)、豊臣秀次によって築城。標高271.9mの八幡山最頂部に本丸をもうけ、 二の丸、西の丸、出丸が配置された一大要塞であったと推測される。現在は石垣を残すのみとなっているが、本丸跡には瑞龍寺が建っている。

14:00 村雲御所瑞龍寺門跡で歴史に触れて

本丸跡の瑞龍寺へ。豊臣秀次の生母(秀吉の姉)日秀尼公により1596年(文禄5年)秀次の菩提を弔うため、 後陽成天皇から瑞龍寺の寺号と京都村雲の地に賜り創建され、京都より八幡山へ主要建物が1961年(昭和36年)移築された。日蓮宗唯一の門跡寺院。

14:30 願の瓦・縁結び瓦にお願いを

村雲御所瑞龍寺門跡と協力した、近江八幡の特産品の八幡瓦で作った瓦の絵馬「願の瓦がある。縁結びならハート型の「縁結び瓦」に。願いを書いたら村雲御所門跡に奉納して。

15:30 近江八幡名物 赤こんにゃく

山麓売店の「赤こんにゃく」は見逃せない。派手好きな織田信長がこんにゃくまで赤く染めさせたという説が残っている近江八幡名物赤こんにゃくは、温かくても冷たくてもおいしい、2通りの食べ方が楽しめる。他にも近江八幡の名産品である丁字麩やでっち羊羹のほか、地元特産品もある。山頂売店では八幡瓦、よし工芸品など伝統工芸品や湖国のお土産品などがある。

PickUp インフォメーション

山頂展望館から城主気分で

山頂展望館からは、西の湖、安土城址、旧城下町近江八幡市が城主の気分で見下ろせる。八幡山城主「豊臣秀次公」を中心に八幡山の歴史を辿ったパネル展や滋賀県の伝統的工芸品指定の「八幡瓦」、 琵琶湖のよしでつくった「よし工芸品」の展示紹介などがある。