恋路ヶ浜は、伊良湖岬灯台から太平洋に面して日出(ひい)の石門まで約1キロ続く、湾曲する美しい砂浜。昔、高貴な男女が恋ゆえに、都からこの半島にのがれて来たという伝説からこの名前がついたと言われていますが、潮騒を聞きながら、波が打ち寄せる砂浜を歩けばリゾート気分たっぷり。肩を寄せ合い砂浜を歩くカップルの姿がよく似合う。 渥美半島の先端にある白亜の灯台、伊良湖岬灯台まで歩いてみよう。青い海と空の中に立つ灯台もすばらしい眺めだけれど、夕闇せまる頃もまたステキ。沈む夕陽をバックに入船出船が行き交う様子は情緒たっぷり。二人でロマンチックな時を過ごせそう。

住所 愛知県田原市伊良湖町恋路浦 Map
アクセス三河田原駅から豊鉄バスで恋路ヶ浜下車、徒歩5分
HP https://www.taharakankou.gr.jp/
恋人の聖地 東海

デートプラン

不思議な岩が2つ

太平洋を一望できる展望台・日出園地。日出の石門の全景を、ちょうどいい形で眺望できるポイント。ドライブや散策の途中で、休憩するのに最適。太平洋の荒波の浸食によって真ん中に穴があいた日出の石門は、沖の石門、岸の石門の2つがあり、その名の通り日の出のときに雄大な美しいシルエットを見ることができる。石門の穴から朝日がのぼる瞬間と出会えるのは、12月中旬と1月頭ごろ。初日の出ポイントでもあるので、二人で来ようね!って約束しよう。

幸せの四つ葉のクローバー

場所は、恋人の聖地・恋路ヶ浜にある「幸せの鐘」の付近。 伊良湖の先端にある恋人の聖地「恋路ヶ浜(こいじがはま)」が発祥の地。 恋人の聖地である「恋路ヶ浜」が幸せの四つ葉のクローバーの発祥の地でもあるなんて、ロマンチックですね。

灯台

太平洋と三河湾を望む渥美半島の先端にたつ伊良湖岬灯台は、伊良湖のシンボル。三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島をのぞみ、潮騒を聞きながら遊歩道に沿って行ってみよう。石に刻まれた、地元の歌人、糟谷磯丸の歌がところどころに。中には思いあう二人が結ばれる歌もあり見つけられたらラッキー。灯台の足もとを白波が洗い、凛として立つ灯台と紺碧の海。「日本の灯台50選」に選ばれたほどの素晴らしい景色が広がっている。

恋路ヶ浜

太平洋の荒波を受けて湾曲する美しい砂浜、恋路ヶ浜。潮に乗った流木や時には遠い島から椰子の実が流れ寄ることも。 「♪名も知らぬ 遠き島より流れよる 椰子の実ひとつ♪」という島崎藤村の抒情詩の舞台となったことでも有名です。 恋人達のプロポーズにふさわしい場所として、伊良湖岬灯台とともに「恋人の聖地」にも認定されています。

願いを込めて鍵をかける

「椰子の実」の歌詞にある「遠き島」を石垣島にみたて、毎年プレートを付けたヤシの実を石垣島から流す試みがなされてきた。14年目にして初めて渥美半島に漂着。これを記念して、人々の願いがかなうようにと「願いのかなう鍵」が恋路ヶ浜駐車場に設置されている。「幸せになれますように」などメッセージを添えて、カップルたちが願い(鍵)をかける。二人の思いを鍵に託して。

PickUp インフォメーション

これが伊良湖名物

恋路ヶ浜の駐車場付近には、たくさんのお店が軒を並べています。おすすめは、大あさり。大あさりの身は、歯ごたえがあり磯の香りもたっぷり。恋路ヶ浜を訪れたらぜひ食べてみて。

サイクリングロード

渥美半島の太平洋側には、海岸に沿って走る全長約55キロのサイクリングロードが整備されています。どこまでも青い空と海をバックにサイクリングするのは爽快そのもの。

太平洋ロングビーチ

太平洋を望む砂浜、太平洋ロングビーチはサーフィンのメッカとして年中にぎわっている。 サーフィンの世界大会が行われたビーチは、世界各国の選手が訪れ華麗な演技を披露した。 朝日と夕陽の両方が楽しめるビーチ。ここから始まり、ここで終るデートもいいかも。

やしの実流し 5月下旬~6月中旬頃

渥美半島観光ビューローでは石垣島から伊良湖岬に届くようにと、毎年に約100個のやしの実を投流しています。日本国内(沖縄県及び九州の諸島以外)で発見されると、やしの実を拾った方と会員の方(購入した方)それぞれペア2組を名曲「椰子の実」の舞台となった伊良湖岬(愛知県田原市)に招待し、対面するイベントを行っています。

メロン狩り 夏期

メロンは渥美半島の特産品。メロン狩りや食べ放題が体験できる農園がいつくもある。 メロン温室で慎重にメロンを選んでお持ち帰り用の箱へ。 豪快に二つに切ったメロンをスプーンですくえば、芳醇な香りと共に果汁があふれる。 恋路ヶ浜の思い出と共に味わいたい。