富山湾に面する「海王丸パーク」は、14.2ヘクタールに広がる「初代帆船海王丸」をシンボルとするベイエリア。近くには2012年9月に日本海側最大級の斜張橋「新湊大橋」が開通、遠くには雄大な姿の北アルプス立山連峰と、ロマンティックなロケーションが楽しめる。シンボル「初代帆船海王丸」は1930年2月14日、セントバレンタインの日に進水された。純白の帆を広げた様子は、まるで「海の貴婦人」のようだと絶賛される優美な姿。光り輝き不思議なパワーを持つと言われている「幸せの鐘 愛のタイムベル」を鳴らすカップルも多い。年10回実施されているすべての帆を広げる総帆展帆は見逃せない。春から秋にかけては、立体花壇や花の迷路が整備され、花に囲まれて記念撮影をする人々で賑わう。青い空と海のステージ「シェルステージ」、帆船海王丸大舵輪前を使った「Kaiwo Maru Wedding」なども注目を集めている。

住所 富山県射水市海王町8番地
Map
アクセス●北陸自動車道  小杉ICから車で約20分
●JR高岡駅から万葉線電車で約40分、「海王丸駅」で下車、海王丸駅から徒歩5分
HP http://www.kaiwomaru.jp/
恋人の聖地 甲信越・北陸

デートプラン

10:00 新湊大橋を渡って海王丸パークへ

日本海側最大級の斜張橋「新湊大橋」を渡って海王丸パークへ出発。富山新港の開港で分断されていた東西地区が44年ぶりにつながったという、ちょっと縁起がよい橋。交通アクセスがスムーズになってとても便利に。橋からは大きな初代帆船海王丸を眺めることができ、期待も高まる。快適なベイエリアのドライブを楽しもう。

11:00 花に囲まれた空間を散策する

春から秋にかけて、何十種類もの花々で彩られる園内。大きな立体花壇は人気の撮影スポット。一面芝生で覆われたふれあい広場にはアスレチックがあり、大人子ども問わず遊ぶことができる。お腹が空いたら、ピクニック広場で手作りのお弁当を食べるのもよい。また、事前に日本海交流センター事務所に申し込めばバーベキューもできるので、カップルでもお友達と一緒にでも楽しめる。

13:00 海王丸を探険

商船学校の練習船として誕生した帆船海王丸。約59年の間に106万海里(地球約50周)もの航海をし、1万1190名もの海の若人を育てたそう。中に入って、船首甲板や機関室、実習生居住区などを見学できる。特に、船の最後尾に置かれた舵輪は記念撮影のポイントとして人気。そのほかにも、士官サロンや船長公室など見どころがたくさん。

14:00 しあわせの鐘を鳴り響かす

海王丸では「幸せを呼ぶ」ベルとして乗船客の間で話題となっている、船尾近くのタイムベルを探そう。現役の練習船時代は、叩く回数で船内に時間を知らせる役目をしていた。当時から現在まで丁寧に手で磨かれ続け、今もきれいな真鍮色に光り輝いている。タイムベルは2月14日誕生した海王丸建造時のもので、大切な人と鐘を叩くと「いいことがあるかも」と伝えられ「幸せの鐘」「愛のタイムベル」とも言われている。

15:00 仕掛け満載!恋人の聖地モニュメントで「キセキの虹」・・・

海王丸パークが「恋人の聖地」に選定されたことを受けて、海王丸パークに記念モニュメントを設置いたしました。記念モニュメントには様々な「仕掛け」があり、四季折々、昼間と夜間にLOVEソングのオルゴールが流れる。またスマホにAndroid用アプリ「ときめき!海王丸パーク」をダウンロードして、写真を撮影すれば女性はウェディングドレス・男性はタキシードに変身した写真が撮れます。記念モニュメント除幕式には「キセキの虹」も天国から舞い降り祝福してくれました。

PickUp インフォメーション

パワーバレンタインウィークin海王丸パーク

2月14日の帆船海王丸の進水記念日(誕生日)とバレンタインデーを記念して、「パワーバレンタインin海王丸パーク」を開催します。 バレンタインディナー&ナイトクルージングやチョコスイーツカフェなど、他にもいろんなイベントを行います。ご来場お待ちしています!

「Sailing Ship Kaiwo Maru Wedding」

帆船海王丸船内大舵輪前や海王丸をバッグにオシャレな、「Sailing Ship Kaiwo Maru Wedding」を挙げることもできる。公共施設開放的な空間で、たくさんのゲストに列席してもらえると好評。立会人も本物の船長など、オリジナルのウエディングになる。使用料がリーズナブルまた、イベント広場のシェルステージを使った「人前結婚式」などのプランもあるので、問い合わせてみては。 http://www.kaiwomaru.jp/kaiwo-maru-wedding1/

見学コース

見どころコースもたくさん。まずは海王丸マストの上からの絶景を再現した「マスト頂上体験(3D)」へ。足元を眺めると3D写真によってマストからの高さを体験。写真による冠雪の北アルプス立山連峰で体感。また、航海士の仕事である「見張り体験」、船内に張り巡らされた「伝声管」での通話、マスト模型での展帆体験など、乗組員になったかのような体験は珍しく楽しい。

日本海交流センター

日本海から発信する情報が得られる日本海交流センター。企画展示では、世界の帆船模型展が開催されていて、世界で活躍している代表的な帆船の100分の1の模型12隻が展示されている。また、玄関ホールには海と船と港、さらに海底鉱物資源開発など、数多くのダイナミックな海洋に関する資料を見学できる。軽食・喫茶室もあるので、ブレイクタイムを。

イベント広場

貝殻を彩ったイベント広場は約18,200平方メートル。広場の正面には雄大な海が広がり、潮風と青空に囲まれた中でくつろげる。広場では1年間を通してさまざまなイベントが開催され、春には鯉のぼりの掲掲式・花の迷路開園式、夏には海王丸の夜間公開や花火が打ち上がる海王丸パークフェスティバルなど、ワクワクする情報発信スポット。